KOMODO IDE 4.0 で日本語を使おう

KOMODOはスクリプト言語開発用のIDEである。Python、Ruby、Perl、javascriptなどをサーポートしています。スクリプト言語でソフトを作るときに強力的な機能を持っていますが、ソースファイルのエンコードにていて、デフォルトはUTF-8しかサポートしていません。なので、「GB2312、BIG5、Shift_JISなどのエンコードで保存されたソースファイルは正常に開けません！！」という人が困った経験のある人がいるでしょう。


では、KOMODOに新しいエンコードのサーポートを追加する方法を紹介します。

• KOMODO IDE 4.0（Windows版）をインストールしたら、下記のフォルダにkoEncodingService.pyというファイルを探しましょう。
  
  %KOMODOインストールフォルダ%\lib\mozilla\components\
  
  
• koEncodingService.pyを開いて、8１行にて下記の内容を追加します。
  
  ('cp932', 'Japanese (cp932)', 'CP932', '', 1,'cp932'),
  ('Shift_JIS', 'Japanese(Shift_JIS)', 'Shift_JIS', '', 1, 'Shift_JIS'),


• 毎行最後のコンマを忘れないように！


• 編集後のファイルは下記のようになりました。

• 次に、KOMODOを起動して、[Edit].[Preference]をクリックして、設定画面を開きます。


• [internationalization]項目で、一番上の[Use Encoding Defined in Environment]をチェックします。


• チェックしたら画面は下記のようになりました。

OKを押すと、設定は完了です。

注意、koEncodingService.pyに内容を追加するときに

('cp932', 'Japanese (cp932)', 'CP932', '', 1,'cp932'),

を追加しないと、上記、[Use Encoding Defined in Environment]のところは
「'cp932'がサポートしていません」という旨のメッセージが表示されて、チェックがつけられませんので注意してほしいです。

以上。